大仏様のヘアースタイルはなぜパンチパーマなのか。 彼のヘアースタイルは仏教用語で「螺髪(らはつ)」と呼ばれている。仏教を開いた釈迦は、人間を超えた存在という意味合いで、「三十二相八十種好」という普通の人とは違った外見をしていたと言われている。 違う外見というのは32の大きな部分と80の小さな部分のことで、螺髪もそのうちのひとつ。「螺」は巻貝のこと。大仏様の頭をよく見るとパンチではなく巻貝風だということが分かる。 大仏様のヘアースタイルがパンチパーマに見える理由はそんなところだ。
では、そのスジの人のヘアースタイルはなぜパンチパーマなのか。 理由①ブローしているときに、物騒なことが起こってしまうとすぐに対応できない。そのため、洗髪後放置していても形が整うパンチが多く採用されるようになった。 理由②物騒なことになったとき、大暴れしてもヘアースタイルが乱れない。前髪が邪魔になって死角が生まれ、それが原因で敗北となってはいけないから。 理由③パンチの分、身長が何センチか大きく見える=他人より少しでも大きく見せる威嚇効果。 そのスジの人のヘアースタイルがパンチパーマである理由はそんなところ。多分。
では、大阪のおばちゃんのヘアースタイルはなぜパンチパーマなのか。これについては全く分からない。(了)
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