今日はあちこちで咲き始めた桜を見かけました。桜と言えば「桜色」。とても柔らかで透明な表現です。ピンクでもなく、薄桃色でもなく、桜色。
桜の花びらといえば光を通すほど薄く、風に舞うほど軽い。単に色を表しているだけでなく、その軽やかさや清らかさを表しているように思うのです。「桜色の頬」なんて、まさに清らかで透明感がありますよね。「桜色の人」なんて、呼ばれたら素敵だなあ。
呼ばれるわけないけどね、うん。
さて、文芸の駅BUS STOPの最新号が出ましたのでお知らせです。今号から表紙も誌名も新たになり、文芸色が濃くなりました。小説、エッセイ、イラストエッセイなど読み物が詰まった1冊です。
ながたみかこエッセイ 作家と猫(7)は「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。人間と違い、強欲さのない猫の習性を書きましたにゃり。
書評ページ “今月の書庫欄” のテーマは「門出に贈りたい本」。わたくしは、桜の時期にふさわしい1冊を門出に贈りたいなと思いました。どんな本だと思いますか? ……って、ここでは秘密です。是非お手にとって、こちらのコーナーもお楽しみください。
冊子の設置場所が、東京以外にもたくさん増えました。なんと、関西にも進出しています。設置店一覧は こちら。
配布場所に行けば無料で手に入りますが、是非是非ショップでも御購入ください。フリーペーパーにお金なんて出せないって思われるかもしれませんが、配布分はたった1000部。毎回設置後、あっという間になくなると聞いていますし、無料入手は困難かと思われます。定期購入を申し込むとトートバック&表紙絵ハガキの特典も付くそうですので、お得ですよ。
御購入はこちら 書庫らん店(定期購読有) 楽天kobo店(電子版)
また、「文芸の駅 エッセイ・短編小説コンテスト」(ながたみかこ選)では応募作品を募集中です。現役の作家・タレント・イラストレーター・ミュージシャンたちと同誌上に載るチャンス!! 受賞作は掲載され、印税も支払われます。
応募には応募券が必要ですので、まずは冊子をお手元に。詳細はこちら。
今月も残りわずかです。年度替わりとなりますね。よい新年度を迎えられるよう、気持ちを切り替えていきましょう。私も頑張ります。 2015.03.22 ながたみかこ