先日飲食店で見つけたもの。
裏を見て、なるほど。 中身。先端がかなり鋭い。あまり優しさは感じない。地球に優しくても、人の口(歯ぐき)には危険そうだ。 でんぷんと言うからには食べられるのだろう。つまようじと言うからいは、腐らないのだろう。だとすれば、これは非常食になり得るのではないか。 その昔「明日、食べるものがない」というくらいの貧乏も経験しているのだが、お手玉の縫い目を切ることを思いつかなかったのか、そこまで落ちぶれてないという意識だったのか、これまた全く記憶にない。 今、それがあったら、中身の米の古米っぷりは見事なものだ。何年ものだろう。37年ものくらいじゃないかしら。食べられないわけじゃないとは思うけど、食べるのはかなり勇気がいりそうだ。まだ、カエルの唐揚とかの方がすんなり口に入れられる気がする。 でんぷんつまようじ。お米のお手玉。こんな風に、色んなところに食べ物を忍ばせておくのも、いざというときに役立つものかもしれない。結局、食べるか否かは……謎だけどね。(了) |